スペクトロメーター (微弱光分光計)

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フーリエ変換型ケミルミネッセンス
スペクトロメーター

フーリエ変換型ケミルミネッセンススペクトロメーター（FT-CL）は、経済産業省より新技術研究事業に係る委託事業として、株式会社上島製作所が開発した新規計測技術に基づく分析装置です。

　プリズムや回折格子では不可能な微弱発光のスペクトルデータが得られ、波長による感度特性が無く、可視光全域に対応します。また、連続測定を行なうことでスペクトルの経時変化を解析することができます。測定室のヒーターは最大 280°C 条件下での測定に対応し、サーモルミネッセンスの計測が可能です。

測定原理
　サバール板と偏光子からなる光学系とCCDイメージセンサーの組み合わせにより微弱発光のインターフェログラムを取り込みます。これをフーリエ変換することで微弱光のスペクトルが得られます。

詳細情報　株式会社上島製作所＞製品紹介

製品名	フーリエ変換型ケミルミネッセンススペクトロメーター
測定方法	サバール板偏光子干渉計によるフーリエ変換
検出器	ペルチェ冷却型CCDイメージセンサー
検出波長	範囲 350-850 nm, 分解能 4 nm (at 400 nm), 12 nm (at 600 nm)
試料室温度	室温～280°C
寸法・重量	260(W)×380(D)×320(H) mm, 約13 kg

ルミカウンターNU-2600シリーズの測定室でスペクトル解析

　マイクロテックニチオン製ルミカウンターでは、生物発光・化学発光に適した微弱光計測用の測定室の特注実績があります。これら測定室のセンサー部として上島製作所製FT-CLを組み合わせた特注対応を承ります。また、ルミカウンターを御使用の場合は同一環境でのスペクトル解析が可能な構成をご提案します。