ホモジナイザー アプリケーションノート
19F-NMRによるDDSキャリアの評価
煩雑な操作を必要とせずに DDSキャリアの肝移行性を評価
DDSキャリアとして用いられる脂質ナノエマルション(LNE)の体内動態を19F-NMRを用いて評価する
高感度、特異的な分析法です。19Fは自然界に存在する安定同位体でありながら、生体内には存在 しないため、除タンパクや抽出などの操作を必要とせずより高い感度でLNEの存在を確認できます。
同テーマはビタミンE誘導体を用いた画期的な手法とて第22回ビタミンE研究会(2011/1/28〜29)にてビタミンE研究会奨励賞を受賞されています。
19F-NMR解析用プローブをマウスに投与
摘出したマウス肝臓を破砕・均一化
強力モーターを使用したNS-360Dでは、短時間にホモジネートを作製することができます。
アプリケーションノートについて
本アプリケーションノートは
第60 回日本薬学会近畿支部総会・大会 「α-トコフェロール誘導体を用いた19F-NMRによる脂質ナノエマルションの肝移行性の検討」
藤井大輔、武上茂彦、勝見英正、藤本大輔、山本昌、北出達也
京都薬科大学 分析薬科学系 薬品分析学分野
(共同研究同大学 医療薬科学系 薬剤学分野)
の報告内容の一部をもとに、同研究室の指導のもと作成されました。