ホモジナイザーの基本原理
強力な破砕力による 圧倒的な生体物質抽出効率
超高速ホモジナイザーはDr. Willemsの原理に基づく、高速分散〜微砕〜均一化の一連のホモジネーションを行うシステムです。
ジェネレーター(シャフトの先端部分)は固定外刃と回転内刃からなっています。液中で内刃が高速回転すると、ジェネレーター内の液が、遠心力で外刃に開けられた窓から放射状に激しく噴射します。同時にジェネレーター内に液が入り込み、容器全体に強力な対流が起こります。この対流の中に試料が入り込み、内刃の先端で粗砕、内刃から外刃の窓を通って放出される直前に内刃と外刃の間で微砕が行われ、更に高速回転すると内刃と外刃の窓の間で起こる超音波、高周波などの効果により微砕、均一化が行われます。
<高速分散・混合> 内刃の回転に伴い、液が下方よりジェネレータ内部へ引き込まれ、窓から激しく噴射し、容器内に液の対流が起こります。 |
<粗砕> 大きな塊は外刃と内刃の先端で粗砕されます。 |
<微砕> 内刃の間隔に入り込めるような小さな塊は、ジェネレータ窓と回転している内刃の側面で微砕されます。 |
<極微砕・均一化> 高速回転する内刃と窓の間で高周波、超音波の作用によるウィレム効果が起こり、更に微砕・均一化が行われます。 |