生物発光・化学発光・ルミノメーターの応用
ルシフェリン・ルシフェラーゼ反応を用いた応用
ルシフェラーゼとルシフェリンがATPおよび酵素と反応して、1分子のルシフェリンの酸化によって1フォトンの発光をします。
1.レポータージーンを用いた解析
レポータージーンを用いた遺伝子の転写、発現機能の解析(プロモータ、エンハンサーなどの活性解析)
- ルシフェラーゼアッセイ
- リン酸フォスファターゼを用いた解析
- β-ガラクトシダーゼを用いた解析
2.ATP測定による菌数および細胞数測定
- 食品、化粧品、排水、用水、海水、土壌中のバイオマスの測定
- 食品工業の作業現場における衛生チェック
- 組織細胞、血液細胞中のATP測定による細胞の活性検討
- バクテリア、酵母などの微生物の細胞数測定
- 種子、植物などの生育度測定
3.その他
NAD(P)H系の発光シグナルの測定と解析
発光細菌由来のルシフェラーゼについては、還元型フラビンモノヌクレオチドと炭素鎖6〜8の長鎖アルデヒドを酵素存在下、長鎖脂肪酸に酸化反応を触媒し、発光が生じます
- NAD(P)Hの定量
- FMNの定量
- 酵素免疫測定法
- その他
化学発光による応用 (ルミノール、ルシゲニンなどによるケミルミネッセンス)
- 化学発光による食細胞貪食能試験
- 活性酵素(O2、H2O2等)の測定
- 化学発光によるAch(acetycholine)の定量
- エコリンによるカルシウムイオン濃度の測定
- その他
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