粒径分布測定装置
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粒径分布測定(オプション)
ブラウン運動による粒径分布測定
溶液中のコロイド粒子のブラウン運動は、粒径が大きな粒子では粒子の運動によりエネルギーが必要になり、表面積が広がることで分子の衝突が起き、ブラウン運動は小さくなります。この様に粒子のサイズとブラウン運動には密接な関係があり、アインシュタイン-ストークスの関係式を応用することで粒子の移動距離から粒径を算出することが可能です。
ZC-3000では画像解析により粒子のランダムな移動を追尾し、移動距離と各種パラメータ(液温、絶対粘度)から自動的に粒径を算出し粒径分布を求めます。粒子の動きを直接追尾するため不純物や凝集塊の存在を確認しやすい特徴があります。
ブラウン運動軌跡の記録
ブラウン運動を追尾する際に粒子XY座標を記録し軌跡を描画することができます。
粒径標準粒子の測定
アインシュタイン-ストークスの式を用いて、拡散係数から粒経を算出する流体力学的半径の算出方法は、動的光散乱法と同様原理です。不純物が含まれていない標準粒子の測定を行うと、動的光散乱法で粒径が求められている粒径と一致したピークが得られます。
micromod Size Kit - sicastar plain(608nm)
アプリケーションノートでは粒径の異なる標準粒子の測定結果も掲載しております。
- ZC-PS01_標準粒子の粒径分布測定
※ アプリケーションノートをご希望の方は御問合わせ下さい。
本Webページに記載されている弊社製各種装置の用途例(方法)には、特許が存在する場合がございます。実際に使用される場合にはその用途についての特許情報を十分に確認された上で使用されることをお勧めします。