ゼータ電位測定の応用
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エマルションのゼータ電位測定
機械的撹拌などによって、油層と水層が分散・乳濁させたエマルションは熱力学的に不安定なため、様々な乳化方法が検討され、その評価方法としてゼータ電位が使用されることがあります。
両親媒性物質の界面活性剤などの乳化剤は、安定なエマルションを形成し合一を出来る限り抑えるために用いられます。イオン性界面活性剤は、電気二重層を形成して液滴間に静電反発力を強く働かせることで、界面を保護し分散系の液滴は安定化させます。この現象をゼータ電位測定によってとらえ乳化剤の分散安定性への寄与を評価することができます。また乳化剤はエマルションに吸着し界面を覆うため、非イオン系の界面活性剤でもゼータ電位が変動します。
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